【S17最終374位/R1965】天然狂時代
こんにちは。よると申します。
S17お疲れ様でした。
今期は自己最高順位を更新し、目標であった3桁前半順位を取ることができたので、使用した構築をこのように記事の形で紹介することにしました。
レギュFはもう終わってしまいましたので今回はさらっと書きました。その代わりと言ってはなんですが、ブログ末に(サイクル)構築の組み方について少し考察を書いてみたので、よかったらそちらも併せてどうぞ。



【目次】
【構築経緯】
①サイクル構築の天敵である”積み”に対して安定したルートで対応したいと思い、特性天然であり、前期も使用して使用感の良かったヘイラッシャを採用。
②前期に結果を残したサイクル構築のほとんどにおいて採用されていたランドロスを、個人的に使いやすかったスカーフ型で採用。タイプ相性補完も良いこの2体からスタート。
③ラッシャで不利対面でランドに引けないポケモンである、特殊ポケモンや水オーガポンに対して、HDに振ったサーフゴーの後出しが安定することに気づき採用した。以上3体を軸とする。
④ラッシャが出しづらいサーフゴー、イダイトウ(ラッシャからの打点がないため、身代わりに対して詰む)や軸の3体で重いイーユイに強いトドロクツキを採用。パーティに瞬間火力が無いのでそこを補うために持ち物は鉢巻。
⑤ランドライコサイクルやランドカイナサイクルが重めだったこと、カミやガチグマが重めだったこと、ラッシャが出せない時の対物理のクッション役を軽く担える役が欲しかったことを考慮して、テラス込みでライコやカイナ、カミに強く出れて、瞑想やミストボールでガチグマに強く、環境の物理アタッカーの内、水ラオスや炎/水オーガポンにタイプ上有利なラティアスを採用。
⑥ここまででカミが通りすぎていたことを踏まえ、トドロクツキやラティアスとタイプ相性補完も良く、クッション役として対面操作技も備えているハッサムをチョッキを持たせて採用しパーティが完成した。
【コンセプト】
・噛み合い要素を減らし、幅広い相手に勝つ可能性を持たせたサイクル構築にする。
・なるべく全対応を心がけ、勝率を安定させる。
【個体解説】

ヘイラッシャ@食べ残し
雪雪崩、ボディプレス、欠伸、守る
腕白・フェアリーテラス
257(252)-120-176(196+)-x-93(60)-55
調整意図:H: 最大
B: 残り
D: 臆病眼鏡カミのテラスムンフォ確定耐え
欠伸での対面操作能力が非常に優秀。欠伸が効かないサーフゴーにも引き先(ハッサムやトドロクツキ)を用意していれば、有限回は見てからでも間に合う
身代わり持ちに最低限抗えるように2ウェポン採用。持久力ブリジュラスに勝てるようになるボディプレは欠かせない。あと一つはカイリューへの打点となる雪雪崩を選択した。
今期は身代わり持ちが体感増えて前期ほど通りが良くなかったがなんとかなった(語彙力),
大昔に振った調整をそのまま使ったが、特殊技を受ける場面もしばしばあるためD方面も多少は振り得だと思う。

陽気・飛行テラス
167(20)-197(252)-111(4)-x-101(4)-154(228+)
調整意図:H: 残り
A: 最大
B,D: 端数
S: 準速スカーフ100族+3
スカーフ×蜻蛉返りの様子見能力は言わずもがな。構築コンセプトの一つである全対応を実現するための重要な要素の一つである。
HP満タンからなら炎ポンに対して後出しがきき、上から圧力をかけられるところが非常に優秀。実際にこの動きで有利展開に持ち込んだ対戦は数えきれない。
一方で初手のパオジアンとの対面での行動が安定しなかった。相手が礫を持っているなら素引き、持っていないなら零度が嫌なので襷剥がしの蜻蛉が正解であり、択にならざるを得なかった。
性格陽気の理由はスカーフイーユイを抜けていると立ち回りが幾分楽になるため、スカーフサーフゴーを確実に抜くため。

サーフゴー@オボンの実
ゴールドラッシュ、シャドーボール、悪巧み、自己再生
控えめ・水テラス
191(228)-x-116(4)-169(4+)-143(252)-107(20)
調整意図:
H: 16n-1
B,C: 端数
D: 最大
S: 4振りブリジュラス抜き
イーユイ・サーフゴー以外の特殊ポケモンに対して後出しから展開を作っていくことを想定してつくった型。
元々隠密マントで使っていたが後にラティアスが構築に入ってきた関係上、ラティにマントを渡しオボンの実を持たせた。オボンの実を持たせることで特に後出しからの行動が安定する。
アンコールが蔓延る環境において型破り以外にアンコールされないので、気兼ねなく巧みや再生を押せるのが偉すぎる。
構築上アシレーヌを選出されることが多く、アシレーヌに後出しから対面勝てるので重宝した。また、ラッシャが苦手なキラフロル展開にも強いところが良い。
テラスタイプは炎弱点を半減にできて耐性も優秀な水。

トドロクツキ@こだわり鉢巻
逆鱗、はたき落とす、アイアンヘッド、蜻蛉返り
陽気・毒テラス
181(4)-191(252)-91-x-121-188(252+)
テンプレの鉢巻トドロクツキ。
イーユイ、イダイトウに強い枠&瞬間火力枠。
サブウェポンはテラスに依存しない、フェアリーへの打点となるアイヘを採用。
テラスタイプは弱点のフェアリー、格闘を半減し、カミやスカーフウーラなどに対して行動保証を作れる毒。

ラティアス@隠密マント
ミストボール、10万ボルト、瞑想、自己再生
臆病・電気テラス
187(252)-x-120(76)-130-150-168(180+)
調整意図:H: 最大
B: 残り
S: 最速100族抜き
高耐久で対応範囲が広く、選出して腐りづらかった。
マントは(勿論)キョジオーン意識だが、イーユイの悪波で怯むことがなくなり、テラスを切ればスカーフイーユイが瞑想再生で受かるようにもなる。
パーティで水タイプへの打点がなかったので10万を採用し、テラスタイプはそれに合わせて電気。
構築経緯の方に役割対象を詳しく書いているのでそちらも併せてご覧ください。

ハッサム@突撃チョッキ
意地っ張り・炎テラス
175(236)-187(156+)-120-x-115(116)-85
調整意図:H: 16n-1
A: 11n
D: 臆病眼鏡カミのシャドボ確定2耐え
(※S15のKANANさんの記事を参考
【SV S15 867位】眼鏡ラティアス軸スタン【R1959】 : ラティ×サナの対戦日記)
構築の中でガチグマに最も強いポケモン。また勿論バレパンによるカミへの縛り性能も優秀。いわゆる新BIG6のガチカイ炎ポンパオカミウーラには、ランドラッシャと併せて必ず選出した。
ランドの威嚇との相性もよく構築に最後に入ってきた枠ではあるが選出率は軸の3体の次に高かった。
サブウェポンはガチグマに打つインファと、有利対面を作った時に相手の裏に刺さるはたきを採用。
テラスタイプは炎ポンと対面してどうしようもなくなった時の保険となれる炎。
【重い相手】
- グライオン・・うまくトドロクツキを対面させて削らないとTODで勝てない。
- 零度パオジアン・・構築で拒否できず、基本的にパオはラッシャで見ているため重い。
- キュウコントドロクツキ展開・・ラッシャを見て出てくるツキは身代わり持ちが多く、先に壁を張られるとラッシャが身代わりを壊せなくなるため、こちらとしては初手にハッサムかツキを投げてキュウコンに圧をかけて、壁を張られる前に相手のツキを場に出させないとキツくなる。
【(サイクル)構築の組み方について】
(※主に最終3桁を目指している方向けです)
話は変わりまして、少し一般的な話になります。
毎シーズン結果を残した方が構築を紹介されてますが、みなさん多種多様な構築で記事をずっと読んでいると何が正解かわからなくなってきますよね。
でもそういう正解がたくさんある場合って、やってはダメなことは共通していてそれを避けるだけでレベルアップできると思うんですよね。
今回は自分がある程度結果を残した時の構築とそうでなかった時の構築を比較して得られた、避けるべきポイントを紹介していきます。
①軸の動きを具体的に考えていない
この視点自体はこちらの記事
ポケモン初心者から最終3桁に辿り着くまでに必要な考え方【ポケモン剣盾シングルレート攻略】 - おたけのおへや
を参考にしたものです。実際に自分と照らし合わせてみても確かに当てはまりなした。例えば自分の過去の構築にカイリューのゴーストテラスを切らせる性能に着目し、それと悪ラオスを組み合わせた構築(レギュD)があるんですか、確かにその構築ではカイリューで誰にどのような展開でゴーストテラスを切らせるのかの考察がされておらず、またゴーストテラスを切らせられなかった時のリカバリーなども考えてませんでした。そのシーズンの結果はお察しの通りです。構築段階で軸の動きを具体化することで、再現性のある勝ちをつくっていけて安定して勝利を積み重ねることができると思ってます。
②選出パターンを考えていない
環境によくいる構築に対してどのように選出するか構築段階で考えておくべきです。特にサイクル構築では不利対面は交換することが基本なので、各ポケモンの不利対面となる相手に対して引き先を選出の中に作っておかなければなりません(テラスでも可)。そのようにしてクッション役を決めたり、タイプ相性補完が取れたポケモンを入れたりすることで構築がうまくまとまるはずです。
③特定のポケモンに滅法強い対策枠を入れただけで対策した気になっている
特定のポケモンに滅法強いことは良いことですが、そういうポケモンとの対面を作った時は、相手に交換されてしまうことがほとんどです。その時に引かれた場合はどうしますか?相手の裏にも一貫する行動があるのか、それとも引かれて不利対面になった時にこちらの裏に引ける交換先のポケモンを用意しておくか、構築の中にそういった回答を用意しないと対策したとは言い切れません。
もちろんここに書いてあることだけで全て網羅できているわけではないと思いますが、せっかく考えたことなので皆さんにも共有したいと思い紹介させていただきました。みなさんの参考になれば幸いです。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
個人的には3月に約半年ぶりにポケモンに復帰し、4月は復帰して初めて1ヶ月まるまるランクマに取り組めたシーズンでした。
正直構築自体は完全には満足いってないですが、自己最高順位を取れたので、どこか今までより良いところがあったのか、それともプレイングが上達したのかわからないのですが、結果には満足しています。
今月からは伝説環境ですね。自分は剣盾未プレイなので初めての伝説環境になります。参戦する方は、お互い頑張りましょう。
では、また次の機会に。

【S5最終740位】 Cycle for 鉢巻パオジアン
初めて構築記事を書きます、よると申します。
今期は構築にそれなりの自信があったため初めての最終3桁を取れたら公開しようと考えており、結果達成できたので記事の形で紹介しようと思います。


[目次]
[構築経緯]
(月初にパーティ構想を考えたため、新しく加わる要素であった四災に焦点を当てすぎている気もしなくはないですが、当時の思考をそのまま記すことにします。)
○現環境は先制技持ちが非常に多く、さらに強力な先制技持ちのポケモンパオジアンが加わるため、今期はサイクルのスイーパー(エース)としては同じく先制技持ちが相応しいだろうというシンプルな思考から、高いSで相手の先制技に対しても上を取ることができ、先制技でも詰めれる程の火力を持つ鉢巻
をサイクルのエースとした所からスタートした。
○パオジアンが止まる物理高耐久ポケモンやマリルリに水・電気の技範囲が刺さっていたため、水・電気タイプの
を、折角水タイプを持つのでイーユイにも役割が持てるようにと考えチョッキを持たせて採用した。
○四災が共通して持つ悪タイプに弱点をつける格闘技、フェアリー技が環境で増えそうだと考え、これらを両方半減にできる毒タイプの中で一番強そうだったモロバレルを当初採用した。
○新たに追加されるチオンジェンをはじめとしためんどくさい奴に手っ取り早い挑発枠は採用しようと前々から考えており、ある程度のSがあり、サイクル適正も持ち、尚且つ上記3体で重めのセグレイブ、ジバコ、ビルド型コノヨザルに強いビルド挑発
を最速にして採用した。
○最後に補完枠として、パオジアンが選出できない時の裏エース枠として特殊アタッカーで使用率も1位の
様と、電気の一貫切りかつサイクル構築が一般的に苦手とする展開型の構築(積み構築)に対してステロ+吹き飛ばしで引っかき回せ、圧倒的高耐久で安定して行動回数を確保できるオボンディンルー(地震カタストステロ吹き飛ばし)を当初採用した。
○しかし{①吹き飛ばしがあくびと比べて対面操作技として使うには弱いこと、②弱点が多すぎてテラスしないとサイクル下で動かしづらいこと、③環境に電気が少なめであること、④展開型の構築(カバツキ、クエスパトラなど)が減り、吹き飛ばしの需要が低下したこと、⑤ステロはカイリュー対策でもあったがカタストを羽休めがあれば受け切られ、アンコールを考えると補助技も打ちづらい}といった理由によりディンルーをリストラし、重かったパオジアンに強く、ディンルーの元の役割対象(カミ、イーユイ、サフゴ、ドクガ、カイリュー、ジバコなど)にも(ジバコを除けば)比較的やれる
を代わりに採用して一度完成とした。
○一度大幅にレートを溶かしたことをきっかけにパーティを見直した結果、現状のサイクル要員{![]()
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}は種族値がいずれも高くはなく、相手の600族準伝パラドックスのハイパワーポケモンに対し、どれだけ丁寧に立ち回ってもケアしきれない部分が出てくることを改善点に挙げた。そして、役割がこの中で被り気味でそのほかにも諸々違和感を感じていたモロバレルを外し、新たな毒タイプ枠として高種族値ポケモンの
様の力を借り、こちらもパワーで負けないようにして、最終的に完成した。
[個体解説]

パオジアン@こだわり鉢巻
技構成:氷の礫、不意打ち、氷柱落とし、地獄突き
性格・テラスタイプ:意地っ張り・氷
実数値/努力値:155-189(252)-109(68)-x-85-179(188)
調整意図:
A: 最大
B: カイリューの神速意識
S: 最速110族抜き
パーティの軸。机上論で輝いていたこいつを信じて今期はずっと使い続けた。採用率約11%であまり警戒されない鉢巻の超高火力を押し付けて一気にサイクル有利に持ち込めること、先制技により相手のSの積み技やスカーフに左右されない詰みルートを確保できることが最大の強み。環境で流行った甘えるカミに対しても、他のポケモンで適当に削って礫で落とすという動きができるのが強い。(テラス礫じゃないと微妙に火力が足りないことも時々あったが、シーズン終盤で当たった相手は、礫を耐えられた時に尽く甘えるを打ってくれたので助かった()。)
技構成に関しては、素早さを落としてミラーを切っており、また相手の裏まで考えるとタイプ一致技でこだわりたい場面が多かったため、聖剣を切ってタイプ一致技のみ採用した。
テラスタイプは先制技として不意打ちに比べて威力の低い礫のダメージを補強する意味で氷を採用したが、パオジアンがパーティにいるとやはり相手の氷半減ポケモン・氷半減テラスを呼ぶので、それを嫌うならば悪でもいいかもしれない。
努力値に関しては、元々A+1意地カイリューのノマテラ神速確定耐えであるB44振りで使っていたが、対カイリューで思ったよりB振りの重要さを実感したため、中途半端だったSラインを最速110族抜きまで落とし、浮いた分をBに回した(ディンルーの妖テラバを耐えたりと思わぬ形でB振りが功を奏したこともあった)。カイリュー入りにパオジアンを投げる時は、とにかく神速で縛られないHPを確保した状態で立ち回るのが望ましい。

ウォッシュロトム@突撃チョッキ
技構成:ドロポン、ボルチェン、放電、テラバースト
性格・テラスタイプ:控えめ・鋼
実数値/努力値:157(252)-x-127-154(116)-145(140)-106
調整意図
H: 最大
C: 残り (一応、無振りドクガをドロポンで高乱数1発(75%)で落とせる)
D: 臆病ツツミのフリドラ確定2耐え、 C特化眼鏡サーフゴーのシャドボ確定2耐え
本構築の過労死枠()。統計を取っていないがおそらく選出率も1位。パオジアンを見て出てくるラッシャ、アマガ、マリルリ、ウィンディ等に強いのはもちろん、チョッキを持たせることで環境のほとんどの特殊ポケモンに対して役割を持てたのがよかった。パオジアンが氷技を打った後によく出てくるツツミにもHP満タンからなら後出しして有利対面を作れ、流行りのサーフゴーにはどんな型にも後出しが安定する(※立ち回り例はブログ最後に記載)所が強かった。また、もしイーユイやドクガが草テラスを切って強引に突破してきても裏のパオジアンの礫で返せるため、相手のテラスタルにも臆せず立ち回れた。
鋼テラスの理由は、浮いてる鋼は強いというのはもちろんのことだが、眼鏡カミにもしっかり切り返せたり、テラバ鋼でセグレイブへの打点を作れたり、フリドラを半減にできてHPが削られた状態からでもまだツツミに切り返しができるということから決めた。

コノヨザル@食べ残し
技構成:憤怒の拳、ドレパン、ビルド、挑発
性格・テラスタイプ:陽気・炎
実数値/努力値:209(188)-136(4)-108(60)-x-111(4)-156(252)
調整意図:
H: 16n+1
A,B: 余りでBをなるべく高めつつ、ビルド意識で共に偶数
D: 端数
S: 最速
よくある挑発ビルドコノヨザル。調整はポケ徹にあったジェイさんの育成論(https://yakkun.com/sv/theory/n231)を参考にしつつ、キラフロルやセグの上を取り、ミラーで最低でも同速50%で上から挑発を打てるように最速にした(特にビルド型のミラーでは上から挑発を打たないと負けてしまう)。自分より遅い物理には滅法強い。また本構築で唯一のキョジオーン対策枠でもある。
上手く有利な状況を作ってビルドを積めれば、相手に相当な負荷をかけていける。

ハバタクカミ@ブーストエナジー
技構成:ムンフォ、シャドボ、甘える、痛み分け
性格・テラスタイプ:臆病・フェアリー
実数値/努力値:132(12)-x-107(252)-178(180)-156(4)-179(60)
調整意図:
H: 残り
B: ぶっぱ
C: C<Sを満たすものの中で最大
D: 端数
S: 最速110族抜き
裏エース枠。補助技を絡めて突破可能な範囲を広げるために持ち物はブーストエナジーとした。当初は甘えるの枠を瞑想にしていたが、パーティ全体で依然としてカイリュー、パオジアンが重かったため甘える型を採用したところ、特にカイリューの処理が非常に楽になり、ステロ+神速でこちらのパオジアンを処理しようとしてくる構築に積極的に投げられるようになった。調整は前期6位のシグマさんの構築記事のものを参考にしている。(【S4最終6位】SNOW GOD FANG【ポケモンSV】 - 未来へのバトンタッチ)
テラスタイプに関しては、シーズン終盤に甘える型に変えたため色々試す余裕がなく惰性でフェアリーにしてあるが、不一致テラスであればノーマルや炎あたりが有用そうだと思う。また技構成に関しても、手っ取り早く火力を出すためにムンフォは欲しい一方で、対特殊でもやれるようにシャドボ→マジフレも考えたが試す余裕が(略)。
また、カミ入りの相手にこちらもカミを投げる時は、最後のカミ対面で「相手のカミからはシャドボで弱点を突かれるがこちらは弱点を突けない」といったことがないように、なるべく他2体にテラスを切らずにテラスタル権を温存することを心掛けた。

マリルリ@オボンの実
技構成:アクジェ、じゃれつく、アクアブレイク、テラバースト
性格・テラスタイプ:意地っ張り・地面
実数値/努力値:207(252)-112(252)-100-x-100-71(4)
調整意図:略
(テラスタイプ以外は)普通のHAオボンマリルリ。
地面テラスの主な理由は、①(ディンルーの代わりに入れたので)必要に応じての電気の一貫切り、②毒半減でドクガに抗えること、③テラバ地面が使えることでよく選出されるサフゴにも負荷をかけられること。
こちらの電気の一貫が切れていないので、(数自体は少ないが)パーモットやハラバリーと当たれば流石によく選出されたので、対面からであればビックリテラスして落とせる点でも地面テラスは重宝した。
また、パオジアン対策として採用したマリルリが持つ地面テラスと、シーズン中盤から流行り出した電気テラスパオジアンの関係についてだが、地面テラスはあくまで上記の理由で採用したのであり、パオジアンの電気技をすかせるのはおまけ程度で相手の電気テラスが見えたらこちらもテラスタルを切ろうかなぐらいに当初は考えていた。しかしこちらのマリルリに死に出しで出てきたりと明らかに電気テラスの動きをしてくるパオジアンに対しては、流石にこちらも思い切って地面テラスを切り、実際にそれで5、6体のパオジアンを狩った。
その他の点でも、持ち前の高火力とオボン込みの耐久力により、幅広く活躍してくれた。
※【マリルリにテラバを採用する時】C下降補正の性格で、A実数値が109以上ならば、任意のC個体値に対して、(テラス時)A-1テラバ:物理、A-2以降テラバ:特殊 となる。
対してA実数値が108以下の場合、C個体値によっては(テラス時)A-1テラバも特殊になる(すなわち力持ち補正が乗らない)ことがあるので注意。

テツノドクガ@こだわり眼鏡
技構成:炎の舞、エナボ、マジシャ、蜻蛉返り
性格・テラスタイプ:臆病・草
実数値/努力値:171(124)-81-97(132)-164(28)-131(4)-173(220)
調整意図:
HB: A+1意地カイリューのノマテラ神速確定耐え、草テラス時A特化イダイナキバのインファ確定耐え
HD: C特化カミ・C特化サフゴのシャドボ確定2耐え
C: 残り
S: 最速105族抜き
一度1900から1700まで溶かしたレートを再び戻すことができた救世主。バレルが担っていた物理格闘技受けをある程度こなしつつ、高火力で相手に負荷をかけ、持ち前の高いSも生かそうとするとただでは数値が足りないので、火力は眼鏡に一任し、努力値で残りを補うことにした。
対物理性能こそバレルに劣るが、バレルと違って自ら火力を出せ、不意のゴーグルやラムの実でひっくり返されることもなくなった点で安定感が確実に増した。選出機会自体は多くはなく派手な活躍をすることもなかったが、サイクルの駒として十分な役割を果たしてくれた。
技構成に関しては、炎の舞・エナボまで確定した場合、毒技をあえて打ちたいような相手がイーユイ、マリルリぐらいしかいなかったので切って、ドラゴンタイプやコノヨザル等に弱点を突けるマジシャを採用した。また、とんぼ返りはミミッキュ、エルレイド、キノガッサの襷・化けの皮削りを主な目的で入れた。
[選出]
①基本選出パターン: {サイクル要員2体} + {エース枠1体}
②イレギュラー:先発 + パオジアン + ブエナカミ (対面的選出)
9割5分①の形で選出し、どうしてもサイクルが回せなさそうな時だけ②の形で選出した。
エース枠を決める判断材料は、{相手の先制技持ちのポケモンの数、パオジアンが苦手なポケモン(ツツミ、イーユイ、ステロ+カイリューなど)がどれくらいいるか、物理/特殊のどちらで詰めるのが良さそうか、エース枠もサイクル参加する必要があるか(→パオジアン)}などを総合して決めていたが、相手パーティによってはこの判断に難儀することも多々あった。
※その他特記事項:パオジアンがいるせいか、相手にステロ撒きがいるときは初手に非常によく投げられたので、ある程度それを読んで選出した。
[苦手なポケモン]
・
‥‥環境で数が減っていたため、ディンルーを外したと同時にこいつも切った。初手で出てきたりする分にはまだマシだが、しっかり起点を作られてから出されると突破は絶望的。
・地割れ
‥‥このパーティ唯一のキョジオーン対策枠であるコノヨでの突破が難しくなる。少ない試行回数で地割れを当てられないことを祈るしかない。
・トリル眼鏡
、
+
‥‥コータスや炎テラスしたイーユイには、こちらからは基本的に水技でしか弱点が突けず、日照りでその水技が半減されてきつい。
・
‥‥鬼火もきついし、フレアソングで特攻を上げられまくるのもキツので、コノヨで炎テラスを切って挑発を絡めてなんとかするしかない。
・ダイス
‥‥意地タネマを5発当てられるとコノヨが飛ぶので後投げが安定しない。こちらとしてはとりあえず初手ガッサだけでもケアできるように初手コノヨか、初手ドクガでとんぼ→コノヨの動きで立ち向かいたい。
(・
、
、
、ビルド
‥‥苦手とまではいかないが、少し注意が必要。)
[最後に]
今期私がずっと使ってきたパオジアン構築に対する考察を、この中に来期へのヒントがあるかもしれないと思い、良いところも悪いところも含めてここまで長々と書かせていただきました。
しかし何はともあれ、対戦歴が浅い自分でもそれなりに勝てたので、構築自体はなかなか良かったんじゃないかと思います。
拙い文章もあったと思いますが、さらっと読んだ方にも、最後まで読んでくれた方にも同じく感謝を申し上げたいです。
※(参考)(サフゴ-ミトム立ち回り例)
型が分からないサーフゴーにミトムを後投げした際に打たれるであろう技は主に①シャドボ、②悪巧み、③電磁波、④ゴルラ、⑤トリックの4パターン。それぞれの場合を解説する。
①シャドボを打たれた時
ダメ計をすることで型が以下の3パターンのどれかであることがわかり、その後すべき行動もそれぞれで分かれる。
(ⅰ)眼鏡型→HP満タンからなら2耐えするので、裏のパオジアン等にボルチェンで繋ぐ。
(ⅱ)スカーフ型か普通のC振り悪巧み型のどちらか→悪巧みされるのが最悪のケースなので、下からボルチェンを打ち裏(パオジアン)につなぐ。仮にスカーフ型だったとしてもパオジアンはシャドボを半減で受けられるため問題ない。
(ⅲ)Cに振ってないHB型→裏に電磁波を入れられたくないのでミトムで対面突破したい。放電を連打し、痺れによる突破を狙う。C無振りなら悪巧み1積みシャドボでも確定2耐えに抑えられるのに対し、こちらの放電はH252サフゴに98.4%の乱数3発なので、自己再生を絡められてもこちら側が確率優位だと思う。
②悪巧みを打たれた時
型は普通のC振り悪巧み型でほぼ確定であり、このサフゴのC+2シャドボも必ず1発耐えるので、ボルチェンして裏に繋げられる。
③電磁波を打たれた時
型はHB型で確定。立ち回りも(ⅲ)と同じ。
④ゴルラを打たれた時
4分の1で受けるため眼鏡以外の型の特定は難しいが、拘っていたとしても拘ってなかったとしても、相手はCが1段階下がっていてやることもないため交換濃厚であり、それに合わせて好きに動ける。
⑤トリックを打たれた時
実は一番嫌かもしれない()。相手のサフゴ自体はこちらの物理ポケモンで処理すればいいのだが、ミトムの耐久が下がり、しかも動かしづらくなってしまう。
(おまけ)シャドボでDダウンをひかれた時→台パン推奨。